通年公開されている京都迎賓館、京都・日本の工芸の美の粋が集まるこの場所に憧れています。
京都では竹工芸も盛んで、また、人間国宝であった五世早川尚古斎が活躍された地でもあります。京都迎賓館は五世早川尚古斎の作品が本来の用途である「花籠」として使われているところを見ることができる貴重な場所です。
やっと機会をを見つけて行くことができましたので、記事として残したいと思います。
京都迎賓館の見どころ(私が考える)
京都迎賓館の見どころは多いために、私が好きな伝統工芸のことを書いていきたいと思います。
竹工芸
京都迎賓館では、花籠の竹工芸作品がいくつか展示されていますが、とくに、五世早川尚古斎の花籠は最初のお部屋にありますのでぜひ見られてください。
早川先生らしい何重にも重なった竹ひごの文様が美しいです。
私は竹の工芸が好きなので、最初に紹介しました。
漆工芸
玄関から入りいくつかのお部屋を抜けた奥の会食場の長いテーブルは漆で塗られています。
このテーブルの仕上げの磨きは素手で行われていて、大変な時間と技術が詰まったテーブルです。
截金(きりかね)
截金は金箔等の箔を細く切り、膠などを接着剤として素材の上に張っていく技法です。
ちなみに、金箔を細く切るときに使うカッターは静電気が起こらない竹で作られています。このような工芸で使う道具は、職人それぞれが自分が使いやすいように工夫されますね。
京都迎賓館見学まとめ
京都迎賓館の美しさは文字で読むよりも実際に見てみたほうが絶対におすすめです。
通年一般公開されていますし、無料ですのでわりと気軽に行けると思いますが、時々要人が訪れられお休みになります。
ぜひ公式サイトでご確認されていかれてくださいね。
少し短いですが、後にまた追記したいと思います。
2018-2019の年末年始はメンテナンスのために見学は出来ないそうです。
京都迎賓館
web: 京都迎賓館
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